自然エネルギーの見通し

 先進国の自然エネルギーの割合は2006年で日本2.14%、アメリカ2.45%、イギリス3.43%、フランス1.08%、ドイツ8.03%、イタリア4.43%、スペイン8.63%、スェーデン6.52%となっている。

 この数字には水力発電は入っていない。ドイツはその後も自然エネルギーを増やし、現時点では10%まで上昇している。また水力発電を入れれば日本は10%になる。

 自然エネルギーは不安定で、蓄電池やバックアップ電源が必要。そのうえ、パワーが小さいので、例えば日本の必要とする電気を全部ソーラーで賄おうとすると関東平野ソーラーパネルで敷き詰めなければならない。全国の農耕放棄地の合計でも埼玉県程度なのでこれは夢というより非現実的だ。